2008年7月21日月曜日

コロンビアで山に登る・その2【動画あり】

ビュー(View)!
中腹目くらいの景色。


この山があるところはボゴタのノース地区からバスで20分くらいの場所で
(しんじられないほどボッコボコの田舎道を通っていくところ。
段差があるたびに漫画みたく20センチくらいシートから浮き上がる!)
まるでホビット庄みたいな田園風景です。

畑に何を植えてるのか知りませんが、山の中腹にはパパス(じゃがいも)が
植わっていました。
余談ですがコロンビアは“じゃがいも天国”。
このハイキングの途中、ドライブインの食堂で食べたのもイモ・イモ・イモ。
フライドポテトやらなんやら。ゆでてあるだけでも味がしっかりして美味しい。

その中には珍しい小粒の黄色いおイモがあって、現地の人が皆
「これ、日本にないでしょ。おすすめだよ!!」だと言っていました。
(※日本では「インカのめざめ」という改良種で売られているようです)


もうちょっと登るとこんな。
爆乳のおねぇちゃんだなぁ。(この子の名前忘れた。英語が話せなかったから
あんまり話さなかったんだと思います。誰かのガールフレンドだったかと・・・)


そしてもうちょっと登るとこんな!!
ああ、もう写真見るだけで寒さがよみがえってくる。((((;△;))))

その1で書きましたが、私はフリースジャケット+長袖シャツ、程度の装備です。
日本でだったらぜったい登山用の汗がすぐ乾く下着を着ています。
急激に寒くなったから危険!!
(実はホームステイ先の女房に「ぜったい寒いからあったかくしていきな! 
私の下着貸してあげるから」と言われて
ものすごいババシャツを借りていたのですが、同行の女性が笑い飛ばして
「そんなのいらないよ~!」と言ったので置いてきてしまったのです。
ものっすごい後悔!!!)

このあたりになるとカメラの電池が寒さで消耗しやすくなってしまい、
撮影がしづらくなっています。そして頂上↓

ああ、この男の子、かわいかったんだよなぁ・・・(遠い目)
まだ19才でね。カブリエルくんていうの。
美術の大学でインダストリアル・デザインを勉強してた。
この山を選定したのは彼で、アイデアに煮詰まるとひとりで山に登るんだって。
同種というか、なにか惹き合うものがあり
旅先で恋に落ちるかと思いましたが19ですしね・・・。
弟どころか子供でも可能な年の差でしたし・・・

ガブリエルくんの雄姿↓
山壁をつたう・・・
山壁をつたう・・・
by rebloom

って、本気で遠い目をしてしまいましたがとにかく登りきったわけです。
異国の山を。高尾山くらいの高さを。


最後にもう一度崖から見下ろした田園風景。
きれいだった。空が、空気が、この上なく澄んでいて
もう二度と出会えない貴重な風景だと思いました。かといって
もういっぺん登るか?って聞かれたらぜったい登らないけど
ぜーったい登らないけど ←強調

多肉植物が山に生えてるのも深海魚みたいな感じでキモかわいかったし
なによりガブリエルくん、かわいかったなぁ・・・(遠い目)
山登りのレポートじゃなく登山好きのラティーノとの恋物語になればよかったのに。ちっ

にしてもコロンビアで登山なんて
あぶないんじゃねーの?!山賊とかいねぇ?!って
言われちゃうんですが、
たしかにガイドブックでは登山を薦めてない(と、思う)し、
現地の人が同行してくれるったって
登山好きで山に慣れてる人がいないと基本的なところで危ないですからね。
私はたまたまぐーぜん、ラッキーでした。
そういう意味でも貴重なんですよ、このレポート。山の名前はナイショね。
うかつに真似しないでね。山賊に出会わなくても平地にもヤバイ人はたくさんいますから。

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