2008年7月20日日曜日

コロンビアのめし事情2 ~アヒヤコ・アレパ・エンパナダ~



これが“コロンビアの代表的メニュー”。
【上】 プラタノ(甘くないおかずバナナ) / 牛肉 / ごはん ワンプレート盛
【下】 アヒヤコ(シチュー)
あと朝食によく出てくる「アレパ」というものがありまして・・・


こんななんですがね(左にある丸い円盤)。
とうもろこしの粉を練って丸くして焼いたシンプルなものでして、
お好みでチーズ(“ケサ”)やバターなどをつけて食べる。
(写真ではプレートにスクランブルエッグが乗っていますが、
つけているのはバターです。右のほうにバターの皿がちらりと写っています)

パンなどと同等の「主食」にあたるものかと思いますが、
同時にパンが出てくることもある。

コロンビアではこの「アレパ」、地域によって味や外見が違うそうで、
上の写真はキンディオ州のものです。
ボゴタの「アレパ」はもっとふっくらして黄色かったです。

↓どちらも町でこんなふうに重ねて売られていることもあります。(これはボゴタの“ふっくらアレパ”)

キンディオ州はひらべったくてクリスピー、
ボゴタのはふっくらしてやわらかい。
・・・どっちも味らしい味はないんですが(コロンビアでは毎度のことで・・・)
あえていうならとうもろこしの素朴な味? 
私はキンディオ州のクリスピー・アレパのほうが好きでした。

↓そしてこれが「おかず」もしくは日本のコロッケ的「スナック」に位置づけられると思われまする、


「エンパナダ」。

中はじゃがいもとかゆで玉子とか。それこそコロッケの中身に近いものを
とうもろこしの粉で作った皮に包んで揚げたものです。
それに写真上にあるネギや青いトマト、レモンなどが入ってる
“アヒー”(ソース)を つけていただく。これ、すっごく美味しいのっっ!!
基本的に私コロンビアめしをボロクソ言っていますが(´ω`;)、これは美味しかった。
(・・・と思ったら、コロンビアだけではなく
メキシコを中心に中米・南米で広く食べられてるものでして、
コロンビアめし、とは言いがたい模様。)

ボゴタではスナックとしてピザも人気がありましたが、
あまり美味しくなかった・・・・。

↓エンパナダはキンディオ州・アルメニアのファーストフード店で食べたのが初めてです。

このお店のエンパナダはカラッと揚げてありましたが、
家庭のエンパナダはもちっとした食感のものが多かったです。

私はとことんクリスピー・タイプが好きで、お店のエンパナダのほうが好きでしたが、
お店だというのにアヒー(ソース)がタッパーに入れられ、
お客さん同士でまわしながら共有のスプーンですくいとって
本体につけているのにびっくりしました。
(エンパナダ本体の写真上部参照)

コロンビア人はよくシャワーを浴びているし清潔な国民だと思いますが、
こういう衛生感に耐えられないとつらいかも。
私はエンパナダの美味しさのほうに負けて衛生感捨てましたがね。(´ω`)

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